まず隗より始めよ 2010 7 12

 「聖域なき構造改革」を掲げた小泉政権も、
実は、永田町(国会議員)だけは「聖域」だったのです。
そう気づいた時、小泉改革は色あせたように見えたのです。
 民主党政権になったら、劇的に変わるのか。
いや変わらなかったのです。
「事業仕分け」は、まず永田町から始めるべきだったのです。
つまり、「事業仕分け」の最初の対象は、国会議員であるべきだったのです。
 しかし、結果は、ご存知のとおり。
またしても小泉政権の時と同じ光景が繰り返されたのです。
結局、政権交代しても、やはり国会議員は「聖域」だったのです。
 官僚たちは、国会議員に対して、こう思っているでしょう。
「自分たちは無傷で、我々に対してだけリストラするのか」
 増税は、大幅な定数削減とセットでないと、
国民は納得しないでしょう。
「隗より始めよ」
事をおこすには、まず自分自身から着手せよの意(広辞苑)。

隗より始めよ 2010 6 20
 今回の参議院選挙において、
消費税だけでなく、他の税目も含めると、
どの政党も、増税議論を打ち出しています。
 しかし、国民の側から見れば、
「隗より始めよ」と言いたくなるでしょう。
 まず、国会議員の定数を削減してから、
増税論議を始めるべきではないでしょうか。
 国会議員には四種類います。
一 政策もわかるが、政局もわかる議員。
二 政策はわかるが、政局はわからない議員。
三 政策はわからないが、政局はわかる議員。
四 政策も政局もわからない議員。
 四に該当する議員は、何のために国会議員になったのか。
単に、頭数を揃えるだけというならば、税金の無駄遣いだと思います。
そうであるならば、早急に議員定数の削減に取り組むべきです。
 地方議会は、必死に定数削減に取り組んでいるのに、
国会がこれでは、示しがつかないのです。
 官僚は、国会議員に対して、こう思っているでしょう。
「自分たちは無傷で、我々に対してだけリストラするのか」
 増税は、大幅な定数削減とセットでないと、
国民が納得しないでしょう。
「隗より始めよ」
事をおこすには、まず自分自身から着手せよの意(広辞苑)。 
















































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